膝蓋骨脱臼の手術後の管理

整形外科入院管理について

はじめまして
動物看護師の安達です!
今回は当院の整形外科で膝蓋骨脱臼で手術をしました入院管理についてお話ししていきたいと思います。

「整形外科の入院管理って大変そう…。」
そんなイメージを持たれる方も多くいらっしゃると思います。
大まかに3点になります。
・包帯の管理
・安静環境の管理
・内服薬の管理

・包帯の管理
術後は包帯を巻いて退院となります。しかし包帯を巻き直す。そんなことはありません。当院では外側にペットシーツを巻いて退院となります。そのため汚れたらペットシーツのみ交換する形になるのでとても簡単に管理が行えます。

※エリザベスカラーは着用となります。

・安静環境の管理
足を滑らせないように注意をし、基本的に決められたサークルのスペースで安静にしてもらいます。

・内服薬の管理
基本的にお薬はご飯と一緒にあげてもらいます。
「うちの子ご飯と一緒に食べない。」
そんな方は当院のブログ(我が家の愛犬の投薬について)に投薬方法を挙げていますのでご覧ください✨

整形外科の手術後の管理は飼い主様のご協力のもと成り立っています。少しでも何か不安がある際にはご相談ください😊

膝蓋骨脱臼はお膝の状態がどうなっているのか飼い主様ご自身がしっかりと把握していくことが大切になります。
当院では毎週月曜日に整形専門外来を行なっております。お膝の状態や将来のリスクなど些細なことからしっかりとお話しさせていただきます。是非お問合せください!!