【大田区・大森の動物病院】犬と猫のSFTS(重症熱性血小板減少症候群)を獣医師が徹底解説

はじめに

大田区・大森・蒲田エリアの飼い主の皆さま、こんにちは。イース動物病院院長の芹沢和也です。

本日は、近年獣医療において極めて重要視されている「SFTS(重症熱性血小板減少症候群)」について解説いたします。SFTSはマダニが媒介するウイルス性感染症であり、犬や猫だけでなく、私たち人間にも感染し得る人獣共通感染症(ズーノーシス)です。特に猫においては非常に高い致死率が報告されており、2025年には関東地方(茨城県)の飼い猫でも初となる感染例が確認されるなど、その感染域は確実に拡大しています 16

大田区の動物病院でも、春から秋にかけてマダニの付着した犬や猫が来院することは少なくありません。大切な愛犬・愛猫の命を守るため、そして飼い主様ご自身やご家族の健康を守るために、本疾患の正しい知識と最新のEBVM(Evidence-Based Veterinary Medicine:科学的根拠に基づく獣医学)に基づいた対策を知っていただくことが、この記事の目的です。


1. 臨床兆候

SFTSウイルス(Dabie bandavirus)に感染した犬や猫は、潜伏期間(マダニに刺されてから症状が出るまでの期間)を経て、さまざまな臨床兆候(症状)を示します。飼い主様がご自宅で気づける初期症状から、進行時の重篤な症状まで、発症頻度の高い順に解説します 12

1-1. 早期に現れる症状

感染初期に最も多く見られるのは、一般的な体調不良のサインです。

  • 元気消失・沈鬱:いつもより動きたがらない、呼びかけへの反応が鈍いといった様子が見られます。
  • 食欲不振:フードを残す、においを嗅いでも食べないなどの症状が急速に進行します。
  • 発熱:39.5℃以上の高熱が持続することが多く、触れると体が熱く感じられます。

1-2. 進行に伴い現れる症状

ウイルスが体内で増殖し、免疫系や臓器に影響を及ぼし始めると、より特徴的な症状が現れます。

  • 消化器症状:嘔吐や下痢が頻発し、急速な脱水を引き起こします。
  • 黄疸(おうだん):特に猫で特徴的であり、白目や歯茎、耳の内側などが黄色く染まります。これは肝臓の機能障害や赤血球の破壊によって生じます 13
  • リンパ節腫脹:顎の下や膝の後ろなど、体表のリンパ節が腫れて硬く触れるようになります。

1-3. 緊急性の高い症状(すぐに受診すべきサイン)

以下の症状が見られた場合は、病状が極めて重篤化しているサインであり、一刻も早い大森の動物病院への受診が必要です。

  • 出血傾向:血小板(血液を固める細胞)が著しく減少するため、鼻血、血便(黒色便)、皮膚の紫斑(あざ)、血尿などが見られます。
  • 呼吸困難:浅く速い呼吸や、口を開けて苦しそうに呼吸する様子が見られます。
  • 意識障害・痙攣(けいれん):ウイルスが神経系に影響を及ぼしたり、MODS(Multiple Organ Dysfunction Syndrome:多臓器不全、複数の臓器が同時に機能しなくなる状態)に陥ったりすることで発生します。

▼ 【図表①:臨床兆候の出現頻度】

臨床兆候出現頻度(猫)出現頻度(犬)飼い主が気づくポイント
元気消失・沈鬱90〜100%42.9%ぐったりしている、散歩を嫌がる
食欲不振90〜100%57.1%ご飯を食べない、水も飲まない
発熱約85%57.1%体が熱い、呼吸が荒い
嘔吐約60%35.7%食べたものや胃液を吐く
黄疸約50%まれ白目や歯茎が黄色い
出血傾向約30%まれ血便、皮膚のあざ、血尿
*※文献 *813* のデータを基に作成*

2. 鑑別疾患

SFTSの初期症状(発熱、元気・食欲消失、嘔吐など)は、他の多くの疾患と類似しているため、正確な鑑別診断(他の病気と区別すること)が不可欠です。大森西の動物病院においても、マダニの付着歴や症状から以下の疾患を疑い、除外していくプロセスを踏みます。

▼ 【図表②:主要な鑑別疾患の比較】

疾患名共通する症状本疾患(SFTS)との主な違い鑑別に有用な検査
バベシア症
(マダニ媒介性原虫感染症)発熱、元気消失、貧血、血小板減少重度の溶血性貧血(赤血球が破壊されること)が主体。黄疸も出やすいが、白血球減少はSFTSほど顕著ではない。血液塗抹検査(原虫の確認)、PCR検査(遺伝子検査)
アナプラズマ症 / エーリキア症
(マダニ媒介性細菌感染症)発熱、食欲不振、血小板減少、リンパ節腫脹関節炎(足を引きずるなど)を伴うことがある。抗生物質(ドキシサイクリンなど)が著効する。PCR検査、抗体検査
猫汎白血球減少症(FPV)
(パルボウイルス感染症)激しい嘔吐・下痢、重度の白血球減少主に若齢の未ワクチン猫で発症。血小板減少はSFTSほど顕著ではない。糞便中抗原検査、PCR検査
免疫介在性血小板減少症(IMT)出血傾向、重度の血小板減少発熱や白血球減少は通常伴わない。自己免疫の異常が原因。骨髄検査、抗血小板抗体の検出(参考)
*※文献 *5* のデータを基に作成*

3. 検査と診断アプローチ

SFTSは急速に進行し、致命的となる可能性が高いため、迅速かつ論理的な検査アプローチが求められます。当院では、以下のフローに沿って診断を進めます。

▼ 【図表③:診断フローチャート】

【Step 1: 問診と身体検査】
  ・マダニの付着歴、屋外への外出歴、発熱、黄疸、出血斑の確認
      ↓
【Step 2: 一次検査(スクリーニング)】
  ・血液検査(CBC、生化学検査):白血球減少、血小板減少、肝酵素上昇の確認
  ・X線検査 / 超音波検査:肝脾腫、リンパ節腫脹の確認、他疾患の除外
      ↓ (SFTSが疑われる場合)
【Step 3: 二次検査(確定診断)】
  ・SFTSV遺伝子検査(RT-PCR法):血液やスワブからウイルス遺伝子を検出
  ・SFTSV抗原検査:迅速キットによる院内スクリーニング
      ↓
【確定診断・治療開始】

3-1. 身体検査のポイント

まず、視診(見て確認すること)と触診(触って確認すること)により、マダニの付着の有無、粘膜の蒼白(貧血のサイン)や黄疸、体表リンパ節の腫れ、腹部の痛み(肝臓や脾臓の腫れによるもの)、皮膚の点状出血(紫斑)などを入念にチェックします。

3-2. 一次検査

■ 血液検査(CBC:全血球算定・生化学検査)

SFTSを疑う上で最も重要な初期検査です。

  • 白血球減少(Leukopenia):約80〜90%の症例で認められます。ウイルスが骨髄やリンパ組織に影響を与えるため、免疫を担う白血球が著しく減少します 12
  • 血小板減少(Thrombocytopenia):ほぼ全例(90%以上)で認められます。ウイルスが血小板に付着し、脾臓のマクロファージ(貪食細胞)によって破壊されることが原因と考えられています 8
  • 生化学検査異常:AST・ALT(肝細胞のダメージを示す酵素)の上昇、総ビリルビンの上昇(黄疸の指標、特に猫で顕著)、CK(筋肉のダメージを示す酵素)の上昇が頻繁に見られます 13。また、猫では血清アミロイドA(fSAA:急性の炎症を示すマーカー)の著しい上昇も確認されます。

■ X線(レントゲン)検査所見

X線検査は、他の疾患(消化管内異物や腫瘍など)を除外するとともに、内臓の状態を評価するために行います。

  • 推奨撮影体位と部位:右側臥位(右を下にした横向き)および腹背位(仰向け)での胸部・腹部撮影。
  • 特徴的なX線所見:SFTSに特異的な所見はありませんが、約40〜50%の症例で肝腫大(肝臓の肥大による辺縁の丸みや胃軸の後方変位)や脾腫(脾臓の腫大)が認められます。臓器の辺縁は比較的平滑ですが、濃度(白さ)が全体的に増すことがあります。
  • 注意点:出血傾向がある場合、肺野にびまん性の間質パターン(肺の出血や水腫を示す白いもやもやとした影)が見られることがあり、これは予後不良(見通しが悪いこと)のサインとなります。

■ 超音波(エコー)検査所見

超音波検査は、臓器の内部構造や血流、リンパ節の状態をリアルタイムで評価するのに非常に有用です。

  • 評価部位とプローブの当て方:仰向けまたは立ち姿勢で、腹部全体(特に肝臓、脾臓、消化管、リンパ節)にプローブ(超音波を当てる端子)を当てて走査します。
  • 特徴的なエコー所見
  • リンパ節腫脹:約60〜70%の症例で、腸間膜リンパ節などの腹腔内リンパ節が腫大し、低エコー(正常よりも暗く黒っぽく見える状態)を呈します。カラードプラ(血流を見る機能)では、腫大したリンパ節内の血流シグナルが増強していることが確認されます。
  • 脾腫・肝腫大:脾臓や肝臓の腫大が認められ、実質のエコー輝度(明るさ)が不均一になることがあります(約50%)。
  • 腹水:重症例では、少量の無エコー(真っ黒に見える液体貯留)な腹水が確認されることがあります(約20〜30%)。
  • 見落としやすいポイント:SFTSでは消化管全域に重篤な出血が生じることがあるため 6、消化管壁の肥厚や層構造の乱れを見落とさないよう注意深く観察します。

▼ 【図表④:各検査の主要所見サマリー】

検査の種類主要な所見出現頻度(猫)臨床的意義
CBC(全血球算定)重度の血小板減少(<10万/μL)90%以上出血リスクの増大、ウイルスによる血小板破壊
白血球減少(<4,000/μL)80〜90%骨髄抑制、免疫機能の低下
血液生化学検査AST・ALTの上昇約70〜80%肝細胞の壊死・ダメージ
総ビリルビンの上昇(>1.0 mg/dL)約50%黄疸、肝機能障害、予後不良の指標
超音波検査腹腔内リンパ節腫脹(低エコー・血流増強)約60〜70%ウイルスに対する急性炎症反応
脾腫(不均一なエコー像)約50%脾臓での血球貪食(血球を食べてしまう現象)を示唆
*※文献 *612* のデータを基に作成*

3-3. 二次検査・確定診断のための特殊検査

SFTSの確定診断には、外部の専門機関(国立感染症研究所や大学の検査室など)での遺伝子検査(RT-PCR法)が必須です。血液、唾液、尿、直腸スワブ(綿棒で拭った液)などからウイルス特有の遺伝子(RNA)を検出します 2。また、近年では院内で迅速に判定できるSFTSV抗原検査キットも利用可能になってきており、大田区の動物病院でも早期発見に役立てられています。死亡後の場合は、病理組織学的検査により、リンパ節や脾臓での「血球貪食(マクロファージが自身の赤血球や白血球を食べてしまう現象)」や急性壊死性リンパ節炎を確認します 19。場合によっては、これらの特殊検査や高度な集中治療のために、二次診療施設(大学病院など)への紹介をご提案することもあります。


4. 治療の提案

現在、犬や猫のSFTSに対する特異的な治療法(確実にウイルスを死滅させる薬)は確立されていません。そのため、最新のエビデンスに基づいた「支持療法(症状を和らげ、自己免疫力で回復するのを助ける治療)」が主体となります。当院(イース動物病院)では、以下の治療プロトコルを推奨しています。

4-1. 内科的治療(抗ウイルス薬の可能性)

人間のSFTS治療においては、2024年6月に抗ウイルス薬「ファビピラビル(アビガン)」が正式に承認され、早期かつウイルス量が少ない段階での投与が有効であると報告されています 21。しかし、犬や猫における安全性や有効性のエビデンスはまだ不十分であり、動物での使用は慎重な判断が求められます。

4-2. 支持療法・補助療法(現在の標準治療)

SFTSの治療の要は、脱水の改善、二次感染の予防、そして全身状態の維持です。

  • 積極的な輸液療法:嘔吐や下痢による脱水を補い、血圧を維持し、腎臓への血流を確保するために、静脈内点滴を行います。
  • 抗菌薬の投与:白血球減少により免疫力が著しく低下しているため、細菌による二次感染(敗血症など)を防ぐ目的で広域スペクトルの抗生物質を投与します。
  • 制吐薬・胃粘膜保護薬:激しい消化器症状を抑え、体力の消耗を防ぎます。
  • 輸血療法:重篤な貧血や出血傾向(極端な血小板減少)が見られる場合、供血犬・供血猫からの全血輸血や血漿輸血を検討します。

▼ 【図表⑤:推奨治療プロトコル(支持療法主体)】

治療の種類薬剤・処置名用量・用法(目安)投与の目的と臨床的意義エビデンスレベル
輸液療法乳酸リンゲル液など状態に応じた維持量+脱水補正量(静脈内)脱水の改善、循環血液量の維持、腎不全の予防高(標準的処置)
二次感染予防アンピシリン、セファロスポリン系など薬剤の規定量に従う(静脈内または皮下)白血球減少時の日和見感染(通常は感染しない弱い菌による感染)予防中〜高
対症療法マロピタント(制吐薬)1mg/kg/日(皮下または静脈内)嘔吐の抑制、QOL(生活の質)の維持
対症療法ファモチジン(制酸薬)0.5-1.0mg/kg 1日1-2回(静脈内)消化管出血の予防、胃粘膜保護
血液製剤新鮮全血または新鮮凍結血漿状態に応じて算出(静脈内)重篤な出血傾向、貧血、DIC(播種性血管内凝固症候群)への対応低〜中(症例による)
※現時点で動物におけるSFTS特異的な抗ウイルス療法の確立されたエビデンスはありません

5. 予後

SFTSは非常に恐ろしい感染症であり、特に猫においては予後(今後の病気の見通し)が極めて厳しいことが知られています。飼い主様が今後の見通しを具体的にイメージできるよう、最新の論文データに基づいた統計をお伝えします。

5-1. 治療反応性と生存期間

日本の研究報告によると、SFTSを発症した猫の致死率は58%〜64.7%に達するとされています 10。一方、犬の致死率は26%〜43%と猫に比べればやや低いものの、依然として命に関わる危険な状態であることに変わりはありません 17。発症から死亡までの期間は非常に短く、多くの致死例では発症後1週間以内(中央値で約5〜7日)に急激な状態悪化を辿ります 6。一方で、この急性期(発症から1〜2週間)を乗り越えることができれば、ウイルスは体内から徐々に排除され(犬では6〜26日で排除 12)、生存率が大きく上がります。

5-2. 予後を左右する因子

SFTSの予後を予測する上で、血液検査の数値や初期症状は非常に重要な指標となります。最新の研究 [22] では、猫のSFTSにおいて予後を左右する複数の因子が定量的に示されています。

▼ 【図表⑥:予後因子の比較】

分類予後因子根拠となる論文・データ
不良な予後因子
(死亡リスクが高いサイン)黄疸(総ビリルビンの著しい上昇)複数の研究で致死例の多くに重度の黄疸とビリルビン上昇(>1.0 mg/dL)が確認されている 13
極端な白血球・血小板減少死亡した猫では、生存した猫に比べて白血球と血小板の減少がより早期かつ重度(血小板<5万/μLなど)に現れる 6
AST(アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ)の異常高値肝臓や筋肉のダメージを示すASTの上昇(≥38 IU/L)は、死亡リスクの上昇(オッズ比3.24)と関連している [22]。
高ウイルス量(血中SFTSV RNA量)死亡例では生存例と比較して、血清中のウイルスRNA量が有意に高いことが確認されている [22]。
良好な予後因子
(回復の可能性が高いサイン)発症後2週間(急性期)の生存急性期を乗り越えた症例では、白血球と血小板の数値が回復に向かい、予後が改善する 6
体重の維持(≥2.95 kg)感染時の体重が2.95kg以上ある猫は、SFTSV陽性でも生存率が高い傾向がある(オッズ比3.11) [22]。
赤血球数(RBC)の維持貧血が進行せず、赤血球数が維持されている(≥697万/μL)ことは、良好な経過をたどる指標となる(オッズ比4.07) [22]。
*※文献 *6[22] のデータを基に作成

5-3. 飼い主が自宅でできるケアとQOL(生活の質)の維持

SFTSはマダニを介した感染が主ですが、発症した犬や猫の血液、唾液、尿、便などの体液から人間へ直接感染するリスクが報告されています 9。したがって、自宅でケアを行う際は、以下の点に厳重に注意してください。

  1. 直接触れない:看病の際は必ず使い捨てのゴム手袋やマスク、エプロンを着用してください。
  2. 体液の適切な処理:嘔吐物や排泄物は、次亜塩素酸ナトリウム(家庭用漂白剤を薄めたもの)などで確実に消毒・処理してください。
  3. 隔離:他のペットや小さな子ども、高齢者との接触を完全に避けてください。

そして何より重要なのは「予防」です。毎月1回の定期的なマダニ駆除薬(スポットタイプや内服薬)の投与が、愛犬・愛猫をSFTSから守る唯一かつ最強の手段です。


まとめ・イース動物病院へのご相談

本記事では、大田区や大森周辺でも警戒が必要なSFTS(重症熱性血小板減少症候群)について、最新の獣医学的エビデンスに基づき解説しました。要点は以下の3つです。

  1. SFTSはマダニが媒介する致命的なウイルス感染症であり、猫で約60%、犬で約30%の高い致死率を示します。
  2. 発熱、元気消失、嘔吐、黄疸が見られた場合は、一刻も早い血液検査(白血球・血小板の確認)が必要です。
  3. 感染動物から人間への直接感染リスクがあるため、疑わしい場合は素手で触れず、すぐに動物病院へご相談ください。

🏥 イース動物病院(大田区大森西)へのご相談はお気軽に

大田区・大森・蒲田・品川・川崎エリアで愛犬・愛猫の体調でご不安なこと、あるいはマダニに刺されたかもしれないといったご心配があれば、どうぞお気軽にイース動物病院へご相談ください。当院は土曜・日曜・祝日も年中無休で診療しており、お仕事のある平日でも週末でも、緊急時にすぐ受診いただけます。

項目内容
病院名イース動物病院
院長芹沢和也
住所〒143-0015 東京都大田区大森西4-17-20
TEL03-3768-7606
診療日年中無休(土・日・祝日も診療)
アクセス①京急本線「大森町駅」より徒歩10分(商店街を抜け東邦医大通りを左折、「東邦大学前」交差点)
アクセス②JR「蒲田駅」よりバス約4分
アクセス③JR「大森駅」よりバス約12分

参考文献

主要論文(引用数上位)

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