🐶夏に多いわんちゃん・ねこちゃんの皮膚疾患と予防・ご家庭でできる対策🐱
こんにちは。大田区大森西にありますイース動物病院です。
暑さと湿気が厳しい夏の時期は、犬やねこにとって皮膚トラブルが起きやすい季節です。
「最近、かゆがっている気がする…」
「赤みや脱毛があるけど、病院に行くほどなのか分からない…」
このようなお悩みを持つ飼い主さまも増えてきます。
本日は、夏に特に多い犬猫の皮膚疾患と、予防・ご家庭でできる対策についてご紹介します。
🌿 なぜ夏に皮膚トラブルが増えるのか?
犬や猫の皮膚は人間よりもずっとデリケートです。特に夏場は以下のような理由で、皮膚トラブルのリスクが高まります。
- 高温多湿の環境で細菌やカビ(真菌)が繁殖しやすくなる
- ノミやダニなどの寄生虫の活動が活発化
- 皮脂や汗によって蒸れやすい
- シャンプーや冷房によって皮膚のバリア機能が低下
🐶🐱 夏に多い皮膚疾患
1. 膿皮症(のうひしょう)
皮膚に細菌(主にブドウ球菌)が感染して起こる炎症です。
✅ 主な症状:赤い湿疹、かゆみ、膿をもった発疹、脱毛
2. マラセチア皮膚炎
皮膚に常在する酵母菌「マラセチア」が異常繁殖して起こる感染症です。
✅ 主な症状:脂っぽい皮膚、茶色のベタつき、強いにおい、かゆみ
特に垂れ耳の犬種や、皮膚のしわが多い子に多く見られます。
3. アレルギー性皮膚炎
食べ物、花粉、ハウスダストなどのアレルゲンに対する過剰反応です。
✅ 主な症状:かゆみ、赤み、舐めすぎ・掻きすぎによる脱毛
4. ノミ・ダニによる皮膚炎
ノミの唾液やダニの咬傷によってアレルギー反応が出ることがあります。
✅ 主な症状:激しいかゆみ、発疹、掻きむしりによる出血
✅ 皮膚疾患を防ぐためにご家庭でできること
🧼 1. 清潔な皮膚環境を保つ
- 月1~2回の適度なシャンプー(肌に優しい獣医師推奨の製品がおすすめ)
- 毎日のブラッシングで毛のもつれや皮脂汚れを除去
※洗いすぎは逆効果になることもあるため、皮膚の状態に応じて回数を調整しましょう。
🐜 2. ノミ・ダニ予防は毎月しっかりと
- 外に出ない猫でも油断は禁物。人間の衣服などから室内に侵入します。
- 月1回の駆虫薬(スポットタイプや経口タイプ)を継続して投与しましょう。
🌬️ 3. 通気性の良い環境作り
- エアコンや除湿器で室温と湿度を適切に管理(室温25℃前後、湿度50~60%)
- クールマットや通気性の良いベッドを活用
🍽️ 4. 栄養管理
- 皮膚の健康にはオメガ3脂肪酸、ビタミンA・E、亜鉛なども重要です。
- 総合栄養食を選ぶ、あるいは必要に応じてサプリメントの使用もご相談ください。
🏥 皮膚に異常を感じたら、早めの受診を
皮膚トラブルは「様子を見ていたら悪化してしまった」というケースがとても多いです。
以下のような症状が見られた場合は、お早めにご相談ください。
✅ かゆがって掻きむしっている
✅ 赤みや発疹がある
✅ 皮膚がベタついて臭う
✅ 脱毛が増えてきた
✅ 舐めすぎて皮膚が変色している
📝 最後に
皮膚の健康は、犬猫の**生活の質(QOL)**に直結します。
イース動物病院では、必要に応じてアレルギー検査や食事療法、長期的な皮膚管理もご提案しています。
「ちょっとした変化かな?」と思うようなことでも、お気軽にご相談ください。
飼い主さまと一緒に、大切なご家族である動物たちの健康を守っていきたいと考えています。
📞 ご予約・お問い合わせはこちら
イース動物病院
電話:03-3768-7606
受付時間:AM9:30-12:30 PM16:00-19:00(月曜日:完全予約制 木曜日:AM9:30-11:30)