子犬のお留守番中、トイレはどうする?失敗を防ぐためのコツ
こんにちは!大田区大森のイース動物病院です。
子犬を飼い始めてしばらくすると、避けられないのが「お留守番」問題。
特に悩ましいのが、お留守番中のトイレの失敗ですよね。
まだトイレを完全に覚えていないうちは、家を空けている間にあちこちに粗相してしまうことも…。でも、事前にしっかり対策しておけば、失敗のリスクはぐんと減らせます!
ここでは子犬がお留守番している間にトイレをうまくできるようにするための環境づくりやポイントをお話しします。
子犬はどのくらいお留守番できるの?
まず知っておきたいのが、子犬の排泄ペースとお留守番できる時間の目安。
月齢 | 排泄の間隔 | お留守番の目安時間 |
---|---|---|
生後2~3ヶ月 | 1~2時間ごと | 1~2時間くらい |
生後4~5ヶ月 | 2~3時間ごと | 3~4時間くらい |
生後6ヶ月以降 | 3~6時間ごと | 4~6時間くらい |
👉 長時間のお留守番はNG!
膀胱がまだ発達していないため、あまり長くトイレを我慢できません。できるだけ短時間で切り上げるのが理想です。
よくある失敗の原因
お留守番中のトイレ失敗は、次のような理由で起こりがちです。
- トイレの場所がわかっていない
- シーツの面積が狭くてズレてしまう
- トイレのニオイが残っていて他の場所でもしてしまう
- 不安や退屈からわざと粗相してしまう(ストレス)
これらを防ぐには、「環境づくり」と「外出前の準備」がポイントになります!
トイレ失敗を防ぐための環境づくり
お留守番中は、サークルやケージの中で過ごしてもらうのが基本です。
▷ サークル内のおすすめレイアウト
┌─────────────┐
│ ベッド・おもちゃ │ ← 生活スペース
│────────────────│
│ トイレシーツ │ ← トイレスペース
└─────────────┘
- トイレと寝る場所はしっかり分ける
- シーツは広めに敷く(動いてもズレにくい)
- トイレトレーは動かない&シーツを噛めないタイプが◎
外出前にやっておくべきこと
お留守番前には、こんな準備をしておきましょう!
✅ トイレを済ませておく(お散歩や誘導)
✅ トイレシーツをキレイなものに交換
✅ 水をしっかり設置(自動給水器が便利)
✅ 誤飲しそうなものは片付けておく
✅ サークルの中にお気に入りのおもちゃを置く(退屈対策)
とくに、出かける直前にトイレへ誘導することがとても大事です!
おすすめの便利アイテム
お留守番中のトイレ対策には、こんなグッズがあると安心です
アイテム名 | 役割・おすすめポイント |
---|---|
メッシュ付きトイレトレー | シーツのビリビリ防止に◎ |
大きめサークル | 生活エリアとトイレを分けやすい |
自動給水器 | こぼれず安心、清潔なお水をキープ |
ペットカメラ | 外出先から見守れる。声かけできる機種も |
ペット用消臭スプレー | 失敗後のニオイ残り防止に。再発対策にも◎ |
トイレトレーニング中のお留守番で気をつけたいこと
トイレのしつけがまだ途中の時期は、以下のことに注意しましょう。
- 長時間の留守番は避ける
- トイレ成功を褒められないので学習が進みにくい
- 失敗しても片付けられないので、ニオイが残りやすい
この時期は、できるだけ誰かが見てあげられる時間にお留守番を調整するのがおすすめです。
お留守番中も成功できる環境をつくろう
子犬のお留守番中にトイレを失敗させないためには、
- トイレと生活スペースを分ける
- 外出前にトイレを済ませておく
- シーツは広めに、ニオイ対策も忘れずに
- 長時間の留守番は避ける or 短時間から少しずつ練習
こういった環境づくりとちょっとした工夫がとても効果的です
まとめ
子犬にとって安心できるスペースを作ってあげれば、トイレも少しずつ上手になっていきます。
しかし飼い主さんが家にいるときにトイレの成功が少なければ、留守番中のトイレも難しいです。まずはトイレの成功経験を積んでいきましょう。そこから短い留守番で少しずつ慣らしていきます。焦らず、コツコツと続けていきましょう。
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