夏から秋に気をつけたい!愛犬の皮膚ケア完全ガイド🗒️
こんにちは!大田区大森西にありますイース動物病院です!
まだまだ日中は暑いですが、少しだけ朝晩の空気に秋を感じる季節になってきました🍂
でも実はこの「夏から秋への季節の変わり目」は、犬の皮膚にとって要注意のタイミングなんです!
「なんだか最近、愛犬がかゆがってる」「湿疹みたいなものができてる」
そんな症状、もしかすると季節の変化による皮膚トラブルかもしれません。
今回は、夏から秋にかけて増える犬の皮膚疾患と、その予防方法を解説します。
今からできる対策で、愛犬の肌を守ってあげましょう!
なぜ季節の変わり目に皮膚トラブルが増えるの?
✅ 気温・湿度の急激な変化
暑く湿気の多かった夏から、急に乾燥気味の秋に移ることで、犬の皮膚がその変化についていけず、バリア機能が一時的に低下します。
✅ 夏のダメージの蓄積
紫外線や高温、頻繁な水遊び・シャンプーなど、夏の間に受けた刺激やストレスが、秋になって症状として表れることがあります。
✅ 抜け毛と皮膚のターンオーバー
換毛期を迎える犬種も多く、皮膚表面がデリケートになりがち。毛が絡んで通気性が悪くなると、炎症やかゆみの原因にも。
夏から秋に多い犬の皮膚疾患
1. 湿疹(膿皮症)
皮膚のバリアが弱まることで、常在菌が繁殖し、赤いポツポツや膿を持ったブツブツができる状態。特にお腹や脇、内股など、蒸れやすい場所にできやすいです。
2. 皮膚の乾燥・フケ
気温が下がって空気が乾燥すると、皮膚も乾きやすくなります。乾燥によってフケが増えたり、かゆみが出たりすることがあります。
3. アレルギー性皮膚炎
ブタクサやヨモギなど、秋の花粉によってアレルギー症状が出る犬もいます。目や耳、足先をしきりに掻く・舐める場合は要注意です。
今からできる!予防&ケア方法
1. 保湿ケアをスタートしよう🧴
季節の変わり目から保湿ケアを始めることで、乾燥によるかゆみやフケを予防できます。犬用の保湿スプレーやローションを、散歩後やシャンプー後に使うのがおすすめ。
2. シャンプーは「やさしく」「洗いすぎない」🛁
皮脂を取りすぎると、乾燥や皮膚バリアの破壊につながります。低刺激・保湿成分配合のシャンプーで、月1〜2回程度を目安にケアしましょう。
3. 花粉対策を意識しよう🌾
散歩後は、濡れタオルで体を拭いて花粉やホコリを落としましょう。帰宅後すぐにケアすることで、皮膚への刺激を軽減できます。
4. 食事やサプリで内側からケア🍽️
皮膚や被毛の健康をサポートするオメガ3脂肪酸(魚油など)やビタミンが豊富な食事を意識しましょう。皮膚に良いサプリを取り入れるのも◎。
5. 抜け毛ケア&清潔な環境作り🧹
換毛期はこまめなブラッシングで抜け毛を除去し、皮膚の通気性を保つことが大切。ベッドやカーペットも定期的に掃除して、ダニや花粉の温床にならないよう注意しましょう。
🚨注意🚨こんな症状は早めに病院へ
- かゆがって眠れない
- 赤みや湿疹が広がっている
- フケが大量に出ている
- 脱毛や皮膚の変色がある
皮膚疾患は放置すると悪化することが多いため、早めの受診が大切です。
まとめ
夏から秋への季節の変わり目は、気温・湿度・環境の変化が激しく、犬の皮膚にとってストレスの多い時期です。
でも、今から少しのケアを心がけることで、皮膚トラブルはグッと減らすことができます。
- 保湿ケアの習慣化
- やさしいシャンプー&ブラッシング
- 食事での内側からのサポート
- 花粉やアレルゲンの除去
この4つを意識して、愛犬が快適に秋を迎えられるようにしてあげましょう!
季節の変わり目は、人も動物も体調を崩しやすい時期です🍂
体の小さい動物は特に夏の疲れが出たり、気温差で元気や食欲が落ちてしまうこともあります。
大切なご家族であるペットの健康を守るために、ちょっとした変化でも早めにチェックしてあげることが安心につながります✨
「あれいつもと違うかも?」と感じたときは、お気軽にご相談ください🏥