爪を切らないと血管も伸びる!?

こんにちは!大田区大森のイース動物病院です。今回は犬猫の爪についてのお話です。みなさんのおうちの子の爪は適切な長さに切れていますか?実は、犬猫の爪切りを頻繁に行なっていないと爪と一緒に血管部分も伸びてきてしまいます。

ここでは血管が伸びることの原因や対策について説明します。

血管が伸びる原因

犬猫の爪を定期的に切らないと、爪の内部にある血管(クイック)が一緒に伸びることがあります。これは以下の理由によります。

爪の成長に伴う血管の成長:

犬猫の爪は定期的に伸び続けますが、爪の内部には血管と神経が通っています。この血管部分を「クイック」と呼びます。爪が伸びると、このクイックも一緒に伸びていきます。

定期的に爪を切ることで、クイックも短く保たれます。しかし、爪を切らずに放置すると、クイックも爪の長さに合わせて伸びてしまいます。

自然の摩耗不足:

野生では、犬猫は地面や岩などで爪を自然に摩耗させますが、家庭内で飼育されるペットはそのような機会が少ないため、爪が自然に削れることが少なくなります。その結果、爪が長くなりやすく、クイックも同様に伸びることになります。

血管が伸びるリスク

痛みと出血のリスク増加:

クイックが伸びると、爪を切る際にこの部分を傷つけるリスクが高まります。クイックを切ってしまうと、出血が起こり、犬猫に痛みを与えることになります。

爪切りの難易度増加:

クイックが長いと、安全に爪を切る範囲が狭くなり、正確に切ることが難しくなります。そのため、飼い主さんが爪切りを避けがちになり、さらにクイックが伸びるという悪循環に陥る可能性があります。

血管が伸びるのを防ぐ方法

定期的な爪切り:

定期的に爪を切ることで、クイックが伸びるのを防ぐことができます。爪の長さを適切に保つことで、クイックも同様に短く保たれます。

少しずつ切る:

もしクイックが既に伸びてしまっている場合は、少しずつ頻繁に爪を切ることで、クイックを徐々に後退させることができます。毎週少しずつ爪を切ることで、クイックが再び短くなります。

プロのトリマーや獣医の助け:

自信がない場合や、クイックが非常に長くなってしまった場合は、プロのトリマーや獣医に相談することをお勧めします。彼らは安全に爪を切り、適切なケアを提供する経験と技術を持っています。

血管の確認とケア

明るい場所で爪を確認:

明るい場所で爪を透かしてみると、クイックの位置を確認しやすくなります。白い爪の場合は特に透けて見えることが多いですが、黒い爪の場合は慎重に少しずつ切る必要があります。

爪の長さの確認:

適切な爪の長さは、足を地面につけた時に爪が地面につくかつかないか程度です。

止血剤の準備:

万が一、クイックを切ってしまった場合に備えて、止血剤を準備しておくと安心です。止血パウダーやスティックを使用すると、出血を迅速に止めることができます。

まとめ

犬猫の爪切りは健康管理の一環として非常に重要です。定期的なケアを通じて、快適で健康な生活をサポートしましょう。

当院では、爪切り処置も行なっていますのでお気軽にご相談ください。