愛犬・愛猫の「健康診断」、受けていますか?
~ずっと一緒にいたいから、今できること~
こんにちは!大田区大森にあるイース動物病院です!
ペットは大切な家族。毎日一緒に過ごしていると、喜びや癒しをたくさん与えてくれますよね。そんな愛犬・愛猫たちの健康、どれだけ気にかけていますか?
「毎日元気にごはんを食べてるから大丈夫」
「外にも出ないし、病気のリスクは少ないはず」
そんなふうに思っていませんか?実は、犬や猫は体調不良を隠す動物です。だからこそ、定期的な健康診断がとても重要なのです。
健康診断って、何をするの?
動物病院で受けられる健康診断は、人間でいう「人間ドック」や「定期検診」のようなものです。年齢や体質によって内容は変わることもありますが、一般的には以下のような検査が行われます。
- 視診・触診・聴診:見た目や体の感触、心音などのチェック
- 血液検査:内臓機能(肝臓・腎臓など)や貧血、感染症の有無を調べる
- 尿・便検査:腎臓病や膀胱炎、寄生虫の確認
- レントゲン・超音波検査:内臓や関節、腫瘍の有無などの確認
- 口腔チェック:歯石や歯周病、口腔内腫瘍などの早期発見
こうした検査を通して、見た目ではわからない異常や、症状が出る前の病気の兆候を発見することができます。
若いから大丈夫?健康診断は何歳から必要?
「うちの子はまだ若いから大丈夫」と思っている方も多いかもしれません。でも、病気は年齢に関係なく起こります。
◾ 1歳〜6歳くらいまでの若い犬猫
この時期は元気で病気の兆候も少ないですが、1年に1回の健康診断がおすすめです。
特に、ワクチン接種の時期とあわせて診てもらうとスムーズです。
◾ 7歳以上のシニア期
この頃から、慢性疾患や腫瘍のリスクが高くなってきます。
シニア期には、半年に1回を目安に健康診断を受けましょう。
年齢を重ねるごとに、検査内容も少しずつ増える傾向があります。
病気は「早期発見・早期治療」がカギ!
犬猫の病気の中には、初期にはまったく症状が現れないものも多くあります。たとえば…
- 腎不全:気づいたときには腎機能の70%以上が失われていることも
- 糖尿病:初期は体重減少程度しか見られない
- ガン:無症状で進行してしまい、見つかった時には手遅れに
しかし、定期的な健康診断であれば、こうした病気を早い段階で見つけることが可能です。早期に発見できれば、治療の選択肢も広がり、ペットにとっても負担が少なく済みます。
健康診断で得られる“安心”
健康診断は、単に「病気を見つけるため」のものではありません。「今の健康状態を知る」こと自体がとても価値あることです。
- 「うちの子は今、どこも悪くないんだ」と安心できる
- 「ちょっと体重が増えてるから、食事量を見直そう」と予防につながる
- 「去年より肝臓の数値が少し上がってるから注意して見ていこう」と早めの対策ができる
こうした情報は、普段の生活でも大いに役立ちます。健康診断は「未来の健康」への投資といえるかもしれません。
費用ってどのくらい?どこで受けられるの?
健康診断の費用は、病院や検査内容によって異なりますが、おおよそ5,000円〜30,000円程度が目安です。特に年齢が高くなると、より精密な検査が必要になるため費用も高めになります。
多くの動物病院では、年1回の健康診断キャンペーンやお誕生日健診。費用を抑えつつしっかり診てもらえるチャンスなので、ぜひ活用してみてください。
まとめ:愛する家族の“未来”を守るために
犬や猫は言葉で不調を伝えることができません。だからこそ、飼い主さんの「気づき」と「行動」がとても大切です。
健康診断は、病気の早期発見だけでなく、ペットの健康を守るための一歩です。元気に見える今こそ、一度立ち止まって、“健康の今”を見つめ直すチャンスです。
「まだ大丈夫」ではなく、「今、受けておこう」
それが、ペットと過ごす毎日をもっと幸せにしてくれます。
この記事を読んだ今日が、あなたと愛犬・愛猫にとって“健康を考える第一歩”になれば嬉しいです。
ぜひ大田区大森にあるイース動物病院にお気軽にご相談ください。